実に8年ぶりの合宿
- 英米法研究会 企画・広報担当
- 2024年9月2日
- 読了時間: 3分
更新日:4月2日
こんにちは。中央大学英米法研究会 企画・広報担当です。
さて、英米法研究会では2016年8月に会としての合宿を千葉県白子市にて開催していました(当時の様子はこちら)。あれから8年。2024年8月18日から20日にかけて、ふたたび英米法研究会としての合宿を、山梨県笛吹市にて開催しました。
※2017-2019年の間だけでも合宿が行われていたかもしれませんが、それを裏付ける記録が存在しないことからその可能性は低いとみられます。
合宿と合宿の間の「8年」という年月を振り返ってみると、120年ぶりの民法抜本改正、現在の上皇陛下の生前退位に伴う平成から令和への改元、COVID-19のパンデミック(世界的大流行)、平昌・東京・北京・パリでのオリンピックの開催、ロシアによるウクライナ侵攻、イスラエル-パレスチナ紛争の激化、能登半島地震......など、様々な出来事が国内外で起こりました。かくいう執筆者は2023年度入学生であり、2016年の8月といえばまだ小学6年生、来たる中学受験に向けて今が山場などと言いながら必死で勉強していた時期でした。
読者の皆様は、8年前の夏にどういったことをされていたのでしょうか。コメントお待ちしております。
合宿の目的は「英米法の基礎知識を定着させること」「来たる2024年度模擬陪審裁判の構想を練ること」「会員間の親交を深めること」の3点。2泊3日の旅程で、1年〜4年までの計6名が参加しました。
初日は夕方頃にホテル入り。今回は「春日居びゅーほてる」さんにお世話になりました。チェックイン後すぐにお借りした会議室に入り、模擬陪審裁判に関して昨年度の振り返りと今年度のものに関するブレインストーミングを実施。夕食をいただいたのちは自由時間ということで、思い思いの時間を過ごしました。2日目は午前中に自由時間を取り、ホテル付近のワイナリーや神社へ出向くなどして周辺の散策・観光を行い、午後に再びホテルの会議室へ。ブレインストーミングで得られた結果をもとに今年度の模擬陪審裁判に関する構想立てを行いました。参加者に新入生もいたことから、英米法系における陪審裁判制度に関するちょっとしたレクチャーも実施しました。今年度の白門祭、および模擬陪審裁判に関する情報は続報をお待ちください。
今回の合宿の思い出をいくらかピックアップしてみましたが、実際に会議室内で事案の検討を行っている画像はあえて排除しています。いわゆる「ネタバレ」の回避が目的ですので、何卒ご容赦を......!
この記事の執筆者は模擬陪審裁判の構想立て、原稿の執筆に本年度になって初めて関与することとなりました。構想を立てる段階から楽しいと感じられ、実際に原稿を執筆する段階では過去に執筆を経験している会員からのサポートも受けながら進めていくことができました。そんな今年度のシナリオの全貌は11月2日の開廷当日をお楽しみに!
この模擬陪審裁判は当会にとっていちばんの目玉企画ともいえ、これをきっかけに興味を持って当会に入会してくれる学生さんも数多います。会としても久方ぶりの合宿であり、経験者もすでに卒業しており、すべてが手探りな中での開催となりましたが、合宿の目的を全て果たす非常に有意義なものとなりました。来年度以降も開催を目指しておりますので、是非ともこの合宿、そしてこの記事を、英米法研究会に入るひとつのきっかけにしてもらえればと思います。
それでは、閉廷。
Comentarios