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自主ゼミのおはなし

  • 執筆者の写真: 英米法研究会 企画・広報担当
    英米法研究会 企画・広報担当
  • 2024年8月24日
  • 読了時間: 3分

更新日:2024年12月22日

こんにちは。ブログ投稿もやっと5本目となりました。中央大学英米法研究会 企画・広報担当です。どうでもいいようなことですが、これまでブログを書いていた中の人が副幹事の任を拝することとなりました。また、2024年度春学期に新たに4人(1年:3名 2年:1名)が当会に加わることとなりました。ありがとうございます、そしてようこそ英米法へ!


さて、今回の記事は白門祭での模擬陪審裁判に次ぐ当会の大きな活動「自主ゼミ」に関してです。当会では春学期の6月〜7月、秋学期の11〜12月頃、ともに試験期間やその前後と被らない範囲で自主ゼミを開催し、英米法に関する書籍や判例の輪読および講義を中心に取り扱っています。余裕ができれば英米法以外のコンテンツ(日本の法律や韓国語等の法律以外の内容)も取り扱う予定です。また、これはあくまでも構想段階ではありますが、当会のOB・OGの先生方をゲストスピーカーとして招聘し、実務的なお話をいただく、ないしは法律の答案作成演習をしていただくといった、サークルの枠、ゼミの枠にとらわれない活動を行っていきます。

実際の自主ゼミの様子
実際の自主ゼミの様子(Instagramより)

自主ゼミそのものは強制ではなく自主参加という形式をとっており、開催時限も会員の履修に合わせてきめ細やかに調整して決定し、ひとりでも多くの会員が参加しやすいようにしています。上述の通りゼミは講義形式で進めていきますが、その途中でもいくつかディスカッションを取り入れており、少人数であることを活かした展開となっています。講義は現役の会員が持ち回りで担当し、担当の会員は担当する範囲についてレジュメを作成し、開講当日にレジュメを印刷して配布して講義を行います。レジュメ作成について不安がある場合は過去に作成されたレジュメのデータを参照できるほか、必要に応じてレジュメ作成経験のある会員にアドバイスや添削等を求めることもできます。


これまで、2023年度秋学期、および2024年度春学期に、それぞれ1ヶ月程度の期間自主ゼミを開催し、英米法に関する基本書の輪読を行いました。2期間ともに担当は2023年度以前入学生が行い、英米法の知識を再整理や定着のみならず、新入生に英米法の基礎を知ってもらう重要な場ともなりました。2024年度以降の秋学期ゼミでは、こうした新入生にも経験者と組んだ上で実際にレジュメ作成や講義を行ってもらうことを予定しています。

......といわれるとなかなか心理的ハードルが高いようにも思えますが、経験のある先輩方がしっかりとフォローしてくれるので心配はありません。また、物は他人に教えることが自分に定着させる近道であるともいいます。実際に文献にあたってレジュメを作成し、それを口頭で他人に教えられるようになっていく、という経験を通じて、学部での学修の基礎を形成していくことも期待できます。


当会にて開催している自主ゼミは、会としての研究対象たる英米法の基礎的な知識を体得する根幹たる活動のひとつとも言えます。学術連盟所属の部会としてあるべき、サークル活動を通じて学識を深めるべく、自主ゼミ活動を今後も続けてまいります。


それでは、閉廷。

 
 
 

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