英米法研究会、白門祭へ
- 英米法研究会 企画・広報担当
- 2023年10月28日
- 読了時間: 3分
更新日:2024年12月10日
久しぶりのブログ記事作成となりました。企画・広報担当です。
あの暑い暑い暑い暑い夏が終わり、ようやく涼しい風が吹く時期となってまいりました。
さて、中央大学では1964年からのべ56回にわたって、大学祭『白門祭』を実施してきました。56回全てが10月下旬から11月頭にかけての期間で開催され、
・1964年から1977年にかけては法学部含む文系学部の入っていた千代田区の旧駿河台校舎と、理工学部が入る文京区の後楽園キャンパス(『理工白門祭』)で
・1978年から2018年にかけては旧駿河台校舎から文系学部が移転した八王子市の多摩キャンパスと後楽園キャンパスで
・2019年から2022年にかけては多摩、後楽園に加え、当時新設された国際情報学部が入る新宿区の市ヶ谷田町キャンパス("iTL Fest")の3キャンパスで
それぞれ開催してきました。そして2023年、文京区は茗荷谷に、茗荷谷キャンパスが開校。2023年からの白門祭は、多摩、後楽園、市ヶ谷田町、茗荷谷の4キャンパス体制での開催という運びとなりました。
弊会はこの白門祭に例年参加し、「本会について」ページにもある通り「模擬陪審裁判」を実施してきました。過去の判例や世間で話題となっている事例などを題材としたシナリオををもとに意見を戦わせ、判決を観にきて下さった皆さんに委ねる、という企画です。日本の裁判においては陪審制が取り入れられていないことから、ここでしかできない貴重な体験ができます。そして、2023年もまた、弊会は白門祭に参加し、模擬陪審裁判を開廷させることを決定しました。
裁判は11月4日、茗荷谷キャンパス2E08教室にて開催。これまでの多摩キャンパスからの法学部移転により、初の茗荷谷キャンパスでの開催となります。当日は13時50分に入場開始、14時ちょうどに開廷の予定です。当日の会場までの経路は当日にキャンパス内にて掲示されるキャンパスマップ、またはガイドブックをご確認ください。キャンパス内プロジェクターには弊会作成の模擬裁判電子ポスターが映し出されますが、このページ上にも貼付しておきます。

今回のタイトルは、「死を選ぶ意思と権利」。
事実、人は誰しも死を免れることはできません。しかし、現実世界においてはそうした中でもなお「自ら死を選ぶ」人々がいるのもまた事実。「自ら死を選ぶ」とは一体何なのか、そしてそれは、「人間の一つの権利として、尊重されるべきなのか」。法律のみならず、思想、死生観、倫理観も含め、さまざまな要素を巻き込む「ひとの死」という根源的な問いを込めた裁判。出される答えは、「有罪」か「無罪」か。それが、皆さんひとりひとりにかかっています。
会員一同、皆さんの参加を心よりお待ち申し上げます。
11月4日まで、今しばらくお待ちください。
それでは、閉廷。
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